ゴーゴー!音々の精進日記!

とりま走ってるって感じの人生をイケてるランニング人生にしていきたいのである

花粉が思ったよりもウザすぎる、を懲りずに毎年やっている

うわーーーもう3月ですか!!!!
年明けてから数ヶ月って本当に秒だ
バビュンと通り過ぎてここまで来た感じがしなくもない
風邪をひいて寝込んでいる間に3月になってしまった
なんだか悔しい


ラジオでめでたい、という感情は存在してないのではないか という議題があった
確蟹すぎる!!!!!!
よかったねーという気持ちはあっても、縁起物に対しておめでたいわァという感情は湧かない ただの物だし
まあおめでとうというタイミングなんだろうなってだけで、おめでとうと口にしていることが多い
誕生日も、一年に一回くらい無条件でもてはやされてもいいじゃないかと思っているので、自分が誕生日の時に気持ちよくチヤホヤされるために友人を誠意いっぱい祝っている
心の底からめでてえ!と思っているというよりも、順番こで胴上げをするための待機列に近い
イベントごとや非日常の肥やしに過ぎないのかもしれない
確かに、、、ラジオですごい発見をしてしまった


いまだに死ぬことを考えて顔を真っ青にし枕にうずくまる、一連のアレをしてしまう
物心ついてから変わっていない
当時から周りの大人や友人に歳とればなくなる、と言われていたが一向にこの一連のアレはなくなる気配がない
本当に定期的にやってしまうし、このことについて深く考えることは無くなっても、頭の近くを常にフヨフヨしている
本当に歳とればなくなるんですか?このフヨフヨ


家に帰って人との会話の反省会を開いてしまうのは元々なのだが、最近人と話しながら反省会を開いてしまうようになった
よくないと思う
普通に自分がそうであるように、好きな友人が何してても何言ってても気にならないしわりかしどうでもいい
逆にこいつ一言一言気にしてんな、という方がうざいと思うので辞めたい
が、なんだか治らない
そもそも他人によく思われようとか失態をゼロにしようと思う方が悪いのかも知れない
私にとっての失態の集積が性格なのかもとか思うし、知らんが


で、縁があり福島第一原発に行ってきた
以下は私のノートの殴り書きを清書したいわゆる感想です
引っかかったことを書きました

・街のゴーストタウン具合
今回はいわき市から浪江町双葉町富岡町で主に視察をした。特に双葉町は三年前に駅周辺、半年前に追加の地域の立入禁止区域が解除されたばかりだったので、目に入るすべての建物が壊れたり草で覆われたりしており、異様な雰囲気だった。普段ニュースや本で読むだけでは福島県の海岸沖に住む大部分の人が一斉に住んでいる場所を追い出されたことをイメージできていなかったので、12年前からそのままのポスターや遊具を見ると自体の深刻さや異様さが理解できた。車通りは多かったがほとんどが軽トラや大型トラックで住民の移動はあまりみられなかった。街に人はいたが全員警備員や工事の作業員で、私服で歩いている人は1人もいなかった。双葉町には現在30人ほどしか人は住んでないようなので見当たらなかったのは当たり前だと思う。

・地方経済の深刻さ
東京電力に対して福島の人はどういった思いを抱えているのかがずっと気になっていた。私個人の予測ではNINBYのように自分たちの地域でリスクを背負い東京の電力を賄っていることへの怒りがあるのではないかと思っていたが、話を聞くと事故当初はそういった怒りが多かったが今ではそうではないとのことだった。(経産省の人に聞いたので真偽は不明)私は原発に生かされてますからね、憎みきれません、と仰ってくださってますよ、と言っていたのがとてもグロかった。確かに浪江町に住む8割の人は原発関係者だったように産業がない地域での原発は依存せざるを得なかったのだと思うし、震災で他にあった農業や漁業も撤退してしまうと原発は地元に残る選択をした人たちにとって唯一の救いのような産業なのだと思った。残業が豊かではないと分かった上で設置した国側の人間が、地元の人一緒に頑張ってますと言うのはどうなのだろうか。

・東京の人
今回は東京電力の人、経産省の人、数人にお話を聞いたが直接話を聞いた(外部向けの)人全員が元々東京の人間だったことが印象に残った。電柱に登るような仕事をしていた、霞ヶ関にいた、などと今までは原発にほぼ無縁の人たちで原発内の運営は構成されているようだった。国の肝煎り事業なので当たり前なのかもしれないが、違和感はかなり感じた。
東電の廃炉に向けてのビデオとなぜ事故が起こったのかのビデオでは両方とも福島の人に申し訳ない、と繰り返しており口癖のように大変なことをしてしまったと東電の人も話していたが、具体的な住民の人の話は一切出てこなかった。とりあえず言っている感を正直感じてしまった。あとで保証金について書くが、その時にハートの補償が一番金かかる と言った後、今福島に当時住んでいた人がどれくらいの補償金をもらっているのか具体的な数字を経産省の人が話始めたこともあり、やはり住民に寄り添った考えは持っていないのだな、と感じざるを得なかった。今日話した人はどの人も現在は福島在住らしいが、やはり溝はあるのだろうか?

・監視体制
今回第一原発ないに入るにあたりかなりたくさんの身分証明書を提出した。また原発内は全ての電子機器の持ち込みが不可で、番号札を渡され首にかけ、視察者13人にアルソック2人と東電の人3人、経産省の人1人がついて回った。金属探知機は全員が反応するほど敏感なもので飛行機の搭乗窓口にあるものと非ではなかった。スケジュールは分刻みで決まっており、首にかけた放射能探知機がその日の決まった放射能以上の量を浴びないか管理がなされていた。カメラも持ち込み不可のためカメラマン担当の東電の方が代わりに写真撮ってくれた。集合写真を第二.三.四号機バックに載ったのだが、写しちゃいけないものがあるから!つめてください!寄って寄って!とかなりイラついた様子で指導された。そんなにも映したくないなら撮らなければ良いのに、と思った( 写真を撮れるようなクリーンなイメージが大事なのだろうか?)とにかく、少し驚く量の監視の管理は原発の今の状態の異常さを直感的に理解させた。

・第1.2.3.4号機
写真で見た通りだったが、かなり迫力があった。防護服を着た人たちがウロウロと作業していたが人は少なかった。私たちがいた高台から下ったところにあったが、間にはすごい量の有刺鉄線が張られていた。一号機が一番壊れかけたままで、他はある程度違和感のない建造物然としたフォルムをしていた。

・汚染水の海放出
第一原発内はタンクで埋め尽くされていた。どこに行ってもタンクがあり、汚染水をどうにか捨てたい東電の気持ちがわかった。残りの空きタンク的に、今年の夏には海への放出を決定したいらしい。とはいながらも東電も国も海に放出する気満々だった。すでに海には放出するための設備の工事が着々と進んでいた。私たちへの説明も4分の3が処理水の安全性についてだった。(他は廃炉状況について)とにかく安全であることを何度も科学的に話されていて、福島の人の海放出にあたっての心理的な抵抗をなくしてもらうために水の安全性を解き、PRをしていきたい、粘るしかないと話していた。こうした科学的な安全性を理解し支持しないことはリテラシーがない 悪 のようなニュアンスが説明の中で多く感じられ、違和感があった。心理的抵抗はなくせると思ってるのかと質問したが、何故か福島のフルーツや米は美味しいとPRしていけば理解を得られると思うのいう謎の回答を得た(しかし産業はほぼ撤退しているのでPRする産物自体がないのでは?と思った 見かけた田畑は全て荒れており使えるまではかなりかかりそうだった)海放出に一直線で他のことは何も考えていないようだった。かなり切羽詰まっている様子が印象的。

・保証金のいざこざ
当初は居住制限区域、避難指示解除準備区域、緊急時避難準備区域それぞれで市区町村に渡される保証金額に差があった。多くの補償金をもらおうと各市区町村長はより重い判定を得ようと実際に出た放射線量よりも多く申請したりしたらしい。国は多くの人が住み比較的、損害が少なかった川内村の早期避難指示解除を求めていたが、村長は保証金のためにそれを渋った。そのため国は渋々全ての段階で一律の補償金を支給することにした。結果今までは重く見られ解除させまいとしていた市区町村が一旦解除に働きかけるようになった。このような保証金の最初のごたつきが復興の遅れを生んだ、というのが復興庁の考えだった。しかし保証は損害に合わせて発生するもなので最初から一律の支給に踏み込むことはできなかっただろう。

・補償金cm
ホテルでテレビを見ていたら原発被害などの補償金もらい忘れてませんか?忘れずにもらいましょうというcmが流れていた。そこまで福島の人にとっては身近なのだなと当たり前のことを実感した。

・家賃問題
事故の後避難をさせられた地域の住居は避難が解除されたとしても、大体が到底住めるような物ではなくなってしまっている。ツタに飲み込まれた一軒家を本当にたくさん見た。公民館の障子は全て剥がれ落ちていた。人がすまなくなると家はダメになるというが、あれは本当なのだなと思った。ということで、新しく住居を建てなければいくら人が帰ってきたとしても住む場所がない。ということで富岡駅周辺には都内で見るようなこじんまりしたワンルームのアパートがたくさんあった。田舎なんだしもっと土地を贅沢に使えば良いのに、と思った。実際周辺はどこもスカスカだった。このようなアパート家賃はどれくらいだと思うだろうか?田舎の何もない駅、私は1,2万が妥当だろうと思っていたが、話を聞くとどこも家賃は6,7万だという。東京都内のワンルームと大差ない金額だ。なんとも、原発関係の企業が社員寮にするために借り切るため、それを見越した金額設定だという。怖すぎる!利権の匂いにも程がある。福島県の高卒の人の初任給の平均は14万、状態だったら地元に帰ってきたい若者はどこにも住めない。このような状況で復興庁は今は取れない特産品のPRを続けている。かなり呆れてしまった。国にとっての復興は福島沿岸部に人が戻り産業が復活することでなく、廃炉が円滑に行える地にすることでしかないのかもしれない。